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二十四節気と季節の着物合わせ

[ 2020年02月04日 00時44分 ]

立春(2月4日)のころの着物合わせ

2月4日は立春(りっしゅん)です。
旧暦では今日が1年の始まりの日であり、
八十八夜(5月1日)、夏の土用入り(7月19日)、
二百十日(8月31日)は立春から数えられます。

2月の中旬には、野の土から蕗の薹(ふきのとう)が
ちょこんと頭を出し始めます。
最近は野山で見るというよりも、
食卓で見る機会のほうが多いですね。
蕗の薹や菜の花など早春の野菜は苦みがあり、
それが苦手という人もいると思います。

和食には「春の皿には苦味を盛れ」という言葉があります。
山菜や春の野菜の苦みには老廃物を排出する解毒効果や、
新陳代謝を促す効果があるものが多く、
冬に体がため込んだ不要物を取り除いてくれるそうです。
芽吹いたばかりの芽を野生動物が食べるのも同じ理由から。
自然の摂理は本当にすごいですね。

蕗の薹の美しい萌黄色は、春の色。
きものには春にふさわしい色があります。

萌黄色、黄色、淡い藤色、 紅色。

野山はまだまだ、茶色や深緑、雪国ではモノトーンといった冬の色です。
いやいや、雪の少ない今年はモノトーンでもなく枯れ野原でしょうか……。
けれども、きものの装いは、小物から少しずつ春色や文様を取り入れて
「春の装い」をするのがこの季節のきものの愉しみ方のひとつです。

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立春・雨水のころのきもの合わせ

きもの/袷
帯/経錦、綴織、螺鈿、組帯、唐織、佐賀錦などの袋帯 
塩瀬、縮緬などの染帯  名物裂、刺しゅう、すくい織などのなごや帯
長襦袢/袷
半衿/塩瀬、縮緬 帯揚/綸子、絞り、縮緬

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