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二十四節気と季節の着物合わせ

[ 2022年03月21日 00時54分 ]

春分のころの着物合わせ

3月21日は春分です。

雀始めて巣くう

雀が枯れ草や毛を集めて、巣をつくり始めるころ。
瓦の下や屋根のすきまに、ひょっこり顔をのぞかせます。

不安なこと、ざわつくことが続く毎日のなかで、
草花の芽がふくらみ、葉が開く……という
これまで当たり前だった
自然の営みに幸せを感じる日々。

そして、桜の季節へ。
桜のきものは着る人はもちろん、その姿を見る人も
気持ちが明るくなる素敵な柄です。

今年は春分のころに東京から開花が始まる予報が出ています。
まだまだ、寒暖の差が激しい時季ですので
お花見の際には下着で調節したり
薄手のショールをご用意してお出かけくださいね。


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春分のころのきもの合わせ

きもの/袷
帯/経錦、綴織、螺鈿、組帯、唐織、佐賀錦などの袋帯 
塩瀬、縮緬などの染帯 名物裂、刺しゅう、すくい織などのなごや帯
長襦袢/袷
半衿/塩瀬、縮緬 
帯揚/綸子、絞り、縮緬

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卯月のおしゃれな文様

桜、クチナシ、雪の下、月見草、都忘れ、白詰草、蝶、柳、
竹、水紋、流水、鯉のぼり、武者人形、つばめ、牡丹(ぼたん)

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3月21日~4月の吉日

●一粒万倍日
3月21日、26日
4月2日、5日、8日、17日、20日、29日

●天赦日
3月26日

●大安
3月23日、30日
4月3日、9日、15日、21日、27日

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