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二十四節気と季節の着物合わせ

[ 2022年02月04日 00時45分 ]

立春のころの着物合わせ

立秋(りっしゅう)とは。

初めて春の兆しが現れるころのこと。
立春を過ぎて最初に吹く、南からの強い風が「春一番」です。

 

和の暮らしを大切にしているお宅にうかがうと
玄関や部屋に飾られている花にも「おもてなしの心」を感じます。

リラックスできるアロマの香りもよいですが、
人工の香りに比べて自然の花の香りは不思議と心に残ります。

 

2月の花は「梅」や「菜の花」です。

の香りはほのかな品のよさが特徴で、お祝いの席にふさわしい花です。

菜の花は「快活」「明るさ」という花言葉を持ち、
鮮やかな黄色は春の訪れと幸せをイメージさせる効果があります。

 

「お迎えの花」の習慣。今日から始めてみませんか? どなたもお見えにならない日でも、家族や自分が安らぎ、華やぎ、癒やされますよ。


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立春のころのきもの合わせ

きもの/袷
帯/経錦、綴織、螺鈿、組帯、唐織、佐賀錦などの袋帯 
塩瀬、縮緬などの染帯 名物裂、刺しゅう、すくい織などのなごや帯
長襦袢/袷
半衿/塩瀬、縮緬 
帯揚/綸子、絞り、縮緬



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旬のきもの柄:水仙

数ある春の花のなかで、春告草の別名を持つ梅よりも
一足早く花を咲かせる「水仙」
「仙(せん)」は吉祥を意味し、おめでたい花として
江戸時代以降に文様として用いられるようになりました。


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