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二十四節気と季節の着物合わせ

[ 2022年05月05日 00時00分 ]

立夏のころの着物合わせ

立夏(りっか)とは。
若葉が美しく輝き、日差しが強さを増すころ。

着物もそろそろ夏支度を。
5月には25℃以上の夏日を観測する日も増えてきます。

すでに単衣をお召しの方も多いのではないでしょうか。
5月の後半にはいっそのこと、夏物を着たくなる日もあるほどです。
急な夏支度にあわてないよう、たんすを開けて、
これからの季節の着物や帯、小物類をチェックしておきましょう。

気づかなかった汗ジミや、なかなか取れないたたみジワなどをみつけたら
お近くの呉服店さんになるべく早めにご相談を。
また、新しいコーディネートを考えたりしてみると、
買い足したい小物などが明確になってくるかも。

楽しい夏支度をしてください♪



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今月の情報
■立夏のころのきもの合わせ
■季節のことば「菖蒲(しょうぶ)葺(ふ)く」
■プロに学ぶ本格和食料理「鰹のたたき」

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立夏のころのきもの合わせ

きもの/袷、単衣
帯/経錦、綴織、螺鈿、組帯、唐織、佐賀錦などの袋帯 
塩瀬、縮緬などの九寸染帯、名物裂、
刺しゅう、すくい織などのなごや帯
博多献上、組帯などの単帯、重くない各種袋帯など
長襦袢/単衣
半衿/塩瀬、楊柳 帯揚/綸子、絞り、縮緬

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季節のことば「菖蒲(しょうぶ)葺(ふ)く」

端午の節句(5月5日)に行う、邪気祓いと疫病除けの行事。
5月4日の夜、菖蒲とともに蓬(よもぎ)を添えて軒に挿します。
平安中期の宮廷で始まり、その後武士や庶民にも広がりましたが、
今ではその風習を伝える家はほとんどなくなりました。

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