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二十四節気と季節の着物合わせ

[ 2022年03月05日 00時00分 ]

啓蟄のころの着物合わせ

啓蟄(けいちつ)とは。

土中にいた虫たちが、
暖かさに誘われて穴から出てくる時季。

防寒着としても和の装いに欠かせない「羽織」
室内でも着用できることや、
コートよりも軽快なことから
春先は羽織をメインにしたコーディネートで
個性やおしゃれを演出する人も多いでしょう。

後ろ姿を艶やかに彩るだけでなく、
着付けの失敗や着崩れを隠してくれますので、
きものを着慣れていない人が長時間お出かけするときの
お助けアウターでもあります。

羽織の丈によって印象が変わりますが
一般的には膝上丈。長くなるほどクラシックな印象です。

また、羽裏の色柄や羽織紐にこだわるのも羽織の楽しみのひとつ。

羽織紐を通す小さな穴を「乳(ち)」といい、
羽織紐の結び目は帯締と帯の上端の間にあると安定感があります。
帯締と羽織紐の結び目の方向はそろえましょう。

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啓蟄のころのきもの合わせ

きもの/袷
帯/経錦、綴織、螺鈿、組帯、唐織、佐賀錦などの袋帯 
塩瀬、縮緬などの染帯 名物裂、刺しゅう、すくい織などのなごや帯
長襦袢/袷
半衿/塩瀬、縮緬 
帯揚/綸子、絞り、縮緬

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旬をいただき、自律神経を整えましょう

季節の変わり目、環境の変化が起こりやすいこの時季は
自律神経が乱れて、心やからだの調子を崩しがち。

春先の旬食材といえば、山菜。
ウド、タラの芽、ワラビ、フキノトウなど春の山菜には
独特の苦みがあります。

この苦みの正体はポリフェノールです。
ポリフェノールには胃腸や肝臓の働きを良くするだけでなく
精神的なストレス改善にも効果が期待できるそうです。

山菜のデトックスパワーで、心とからだの元気を保ちましょう。


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幸せを運ぶ四字熟語

世に数多ある四字熟語のなかで、
前向きなメッセージや事柄を表す用語をご紹介します。

●旭日昇天(きょくじつしょうてん)
朝日が天に昇っていくときのように、元気で勢いのある様子。
順調にことがはこぶときのたとえ。

●一陽来復(いちようらいふく)
冬が去り、春が来ること。
悪いことが続けて起こっていたが、それが終わり、いいことが起こるようになる様子。

●桜梅桃李(おうばいとうり)
桜、梅、桃、李(すもも)、それぞれが独自の花を咲かせる様子。
個性を生かし、それぞれの良さを出すこと。

●円満具足(えんまんぐそく)
十分に満ち足りていて、少しも不足のないこと。完全無欠と同意。


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