このページを編集する

二十四節気と季節の着物合わせ

[ 2022年06月21日 00時00分 ]

夏至のころの着物合わせ

夏至(げし)とは。

まもなく7月。

7月に入ると京都は祇園祭が始まります。
この時期に旬となるのが「鱧(はも)」です。

関東では高級食材としてのイメージか強い魚ですが、

関西では、日々の食卓に上がる旬の魚です。

梅雨入りから7月ごろに脂がのり、祇園祭りの間が旬なことから
「祭りはも」と呼ばれることもあります。

 

鱧は栄養価が高く、疲労回復、体力向上、免疫力向上、

動脈硬化の予防、高血圧の予防、美肌効果、骨粗しょう症の予防などの効果があるとか。

梅雨の時期は、気圧の変化や寒暖差により胃腸が弱くなりがちです。

「元気がないな……」という日は鱧を食べて、体力回復を。

22837529_s.jpeg



◎-------◎-------◎-------◎-------◎-------◎-------◎

夏至のころのきもの合わせ

きもの/単衣、麻、絽など
帯/絽、麻、博多献上、絽綴など夏帯
長襦袢/絽、麻、レースなど
半衿/絽、麻 帯揚/絽 帯締/夏用

…◎  …●  …◎  …●  …◎  …●  …◎ ●

文月のおしゃれな文様

七夕、蓮、流水、風鈴、千鳥、雪輪、魚、貝、波、金魚、
笛、ほたる、露草、団扇(うちわ)、朝顔、祭り、太鼓、
花火、夏野菜、笹、柳、撫子(なでしこ)、向日葵(ひまわり)

◎  …●  …◎  …●  …◎  …●  …◎ ●

旬の行事:夏越しの祓

半年間の罪や穢(けが)れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する行事。
6月30日に全国各地の神社で執り行われます。
境内や鳥居の下などに設けられた大きな輪(茅の輪)をくぐることで
厄が落ち、身が清められるといわれています。

◎  …●  …◎  …●  …◎  …●  …◎ ●

4000265_s.jpg