秋分(しゅうぶん)とは。
秋の日はつるべ落とし。
日没が日に日に早くなりますが、
秋分はちょうど昼夜の長さが同じ日。
少しずつ夜が長くなり秋の気配が深まります。
今年は着物を何回くらい着用しましたか?
一回しか着ていないから……とそのままたんすにしまってませんでしょうか?
「あまり汗をかかなかった」は大きな誤解です。
着用すれば必ず汗や皮脂のヨゴレは付いていますので、
一度でも着たものは必ず始末をしてからたんすにしまいましょう。
木綿の浴衣は洗濯機で洗えます。
初めて洗う初下ろしの浴衣は色落ちをする可能性があるものも。
他のものと一緒に洗うのは避けましょう。
襟に付いたファンデーションや食べこぼしなどには、
ワイシャツの襟の汚れ用のスティックタイプなどの洗剤を
あらかじめ付けておくか、手洗いをしておくと良いでしょう。
本だたみをしてネットに入れ、おしゃれ着洗いのモードで洗います。
押し洗いをする人はプラスチック製のたんすの引き出しをたらい代わりに使うと、
四角いのでたたんだ状態で押し洗いしやすいです。
脱水はゆるめで。
脱水機を使わない人は、軽く絞った後で厚めのバスタオルの上に置き、
クルクルと巻いて水分をバスタオルのほうへ移します。
干すときはパンパンとたたいて衣桁、物干し竿、着物ハンガーなどにまっすぐに。
脇縫いの裾をよく引っ張っておきましょう。
完璧に乾く前に生乾きのうちにアイロンをかけると、シワが伸びやすく楽です。
本だたみをしながらアイロンをかけていけば
アイロンかけ中に余計なシワがつくこともありません。
もし、自分で洗うのがちょっぴり怖くてクリーニングに出す人は
汗抜きも依頼しておくと、水性の汚れも落ちて安心です。
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季節に合わせて着たい柄
秋祭、菊、紅葉、竜田川、葡萄(ぶどう)、銀杏(いちょう)、柿、栗、
どんぐり、すすき、稲穂、山茶花(さざんか)、吹寄せ、蔦(つた)、松葉
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