こんにちは。
いよいよ、全国的に緊急事態宣言が解除となりました。
やっとだーー!という思いと、もう大丈夫なの??という思いと、
バランスをとりながら手探りの新生活の始まりです。
張り詰めがちな神経、1日のうちに意識的にゆるめる時間をとるのも、
ルーティーンに加えたい大切なコトの一つのように思います。
ということで。
今日の癒しタイムは、信州 諏訪の風でいかがでしょう。
連載3回目となる今月の「信州 里山の花暦」。
テーマは
「清楚で気品あふれる 大山れんげ」
大山蓮華(ミチコレンゲ)、シロ花てっせんの蕾、白花カリカンサス
見るからに、芳香かぐわしい上品さ。
恥ずかしながら、初耳のお名前でした。モクレン科というのが、なんとなく頷ける質感とお姿!
実際に香りをかいでみたい〜。一ヶ月間ほど咲き続けるということなので、どこかで出会えないか、気にしておきたいと思います。
さて、連載を寄せてくださっている大和さんとの出会いについては、先に書かせていただきましたが (未読の方は、こちらへ → 4/28)、この連載の撮影は、前年一年以上かけ、毎月撮りためてくださった作品から厳選された作品一点のみの掲載です。惜しくも掲載ならなかったけど、すてきーーー! な作品がたくさんあって、勿体無いので特別に、もう2点ご紹介します。
大山レンゲ、下野(赤、白)、紫陽花
楚々とした紫陽花に瑞々しさを感じます。
ヤブレガサ、下野(白)、ホタル袋(白)、春咲き秋明菊
凛とした、清々しさ。
農業を営む大和さん。このヤブレガサや農具などを、花材、器とする「見立て」の自然さ、すばらしさに、いつもグッと心を掴まれてしまいます。
オマケは、今回のブログのアイキャッチ画像となっている一輪。
こちらは、「郁子(むべ)の花」です。
今咲いている旬の花ですが、この郁子が登場するのは秋。
「郁子の実」と、その思い出話を楽しみにしていてくださいね。
撮影:柳沢克吉
撮影協力:苔泉亭(萩月庵 千ひろ)