こんにちは。
夕方にゴロゴロと雷がなりましたが、今日はとってもよい天気でした。
そして、緊急事態宣言が解除されたからでしょうか、
気持ちよく過ごせている気がします。
本日の空↑
ベランダから写真を撮ってみましたが、すっかり夏のよう。
ジメジメとした梅雨が始まる前の貴重な晴れ間、きもののお手入れをしておきたいところです。
そして昨日は会社でセミナーがあり、久し振りに着物を着ました。
出かけられず中々着ていなかったので、
「帯締ってどうやって結ぶんだっけ……?」とド忘れしてしまいとっても焦りましたが、なんとか間に合いました(笑)
zoomセミナーの様子↑
「着物でzoom飲み会」ならぬ「着物でzoomセミナー」、新しい時代の風を感じました。
ご参加くださいました皆さま、誠にありがとうございました。
さて、タイトルの「欠氷」「蜩」「団扇」、読めましたか?
3つとも夏に関する難読漢字。
正解は
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↓ ↓
↓ ↓
↓ ↓
「かきごおり(欠氷)」、「ヒグラシ(蜩)」、「うちわ(団扇)」。
私は「欠氷」「蜩」が読めませんでした。
特に「欠氷」はちょっと頭をひねれば読めたのに……と、とっても悔しく思いながらこのブログを書いています(笑)
ということで先週に引き続き、着物に関する難読漢字クイズ!
少し難易度もアップしてみました!!
レッツチャレンジです!
着物クイズ③ 難読漢字編(★★☆)
1、「縮緬」なんと読む?
正解は こちらをクリック
(上記「こちら」部分をクリックすると下に答えが表示されます<以下同様>)
答え:「ちりめん」
表面に細かいしぼのある絹織物。ちなみに、料理でよく使われる「縮緬雑魚」は、
細かなシワをもつ絹織物の縮緬を広げて見えることに由来します。
「縮緬雑魚」と「ちらす」の違いはどのくらい干したか。日数が浅い方が「しらす」です。
2、「打掛」なんと読む? 正解は こちらをクリック
答え:「うちかけ」
現代では結婚式でよくみられますね。
3、「悉皆」なんと読む? 正解は こちらをクリック
答え:「しっかい」
「悉皆」には「全て、ことごとく」という意味があります。
悉皆屋さんはその名の通り、シミ落とし、染め直し、洗い張り、仕立てなど
着物に関するあらゆることに対応してくれますね。
4、「唐桟縞」なんと読む? 正解は こちらをクリック
答え:「とうざんじま」
江戸時代、東南アジアからもたらされた縞木綿のことです。
名前の由来が面白く、この織物が主に、
西インド東岸の海港「St.Tomas」から伝わったことから
その地名がそのまま縞の名になったともいわれています。
縞の川越唐桟が有名です。
5、「兵児帯」なんと読む? 正解は こちらをクリック
答え:「へこおび」
柔らかな幅広の生地で、子供用や男性の普段着用に使われ、絞りなどの柄が多く見られます。 最近は大人の女性のゆかた用のものも人気があります。
6、「絎う/絎ける」なんと読む?(両方別の読み) 正解は こちらをクリック
答え:「ぬう/くける」
「表から縫い目が見えないように縫う」という意味があります。
7、「鞐」なんと読む? 正解は こちらをクリック
答え:「こはぜ」
足袋などにつけられた金属の留め具部分。
8、「正絹」なんと読む?(両方別の読み) 正解は こちらをクリック
答え:「しょうけん」
絹以外に何も混じっていない、絹100%の生地。
9、「置賜紬」なんと読む?(両方別の読み) 正解は こちらをクリック
答え:「おいたまつむぎ」
1976年、米沢紬、長井紬、白鷹紬など、米沢市、長井市、白鷹町で
生産される織物を総称してこう呼ぶようになりました。
この「置賜紬」の名前で東北では最初の伝統的工芸品の指定を受けました。
10、「有職文様」なんと読む?
正解は こちらをクリック
答え:「ゆうそくもんよう」
もともとは有識と書かれていて、学識豊かなという意味でした。
ただ、平安時代以降は「公家社会の決まりごと」という意味になり、
公家が装束などに使った文様を「有職文様」と呼ぶ様になりました。
立涌、花菱文、亀甲紋などが「有職文様」に分類されます。
10問、お疲れ様でした!!
満点の方、お見事です(^ ^) 次回のクイズも楽しみにお待ちください。
間違えてしまった方は、復習を忘れずにもう一度遊んでみてくださいね。
こんな単元をクイズにしてほしいなど要望がございましたら、
Twitterやフェイスブックの投稿にリプライをいただけますと幸いです。
それではまた次回のクイズブログでお会いしましょう\(^^)/
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それでは次のブログで。