こんにちは。
世の中、ざわざわと落ち着かないニュースが続きますが、
皆さま、いかがお過ごしでしょう。
このようなときは守るべきところは守り、
そして心の栄養も大切にしたいところです。
例えば、美しいものをながめる……。
森 康次 日本刺繍作品集「かぜそよぐ」
『花saku』でもお世話になっている森 康次さんから、
こんな素敵な作品集が届きました。
どのページも見ればみるほど吸い込まれる美しさです。
↓ こちらは、3年近く前に、工房を取材させていただいたときの一枚。
静謐な空気の中、森さんが針を運ぶプツッ、プツッという微かな音だけが響き、
ひと針の点がきらめきの世界を生みだしていました。
森さんは、京の「ぬい屋」とよばれる日本刺繍の家に生まれ、
15歳から「繍(ぬい)」一筋で、もう60年近くになるそうです。
友禅の加飾としての仕事が多かった日本刺繍に飽き足らず、
刺繍が主役となる「素縫い」だけの作品づくりを目指してこられました。
新たな繍の世界を広げてこられた森作品を
じっくりと堪能できる一冊。
作品はもちろん、装丁もとても丁寧に工夫されていて、
デジタルでは味わえない空気感、
紙を手にとって見る価値大!
詳細お問い合わせ、ご購入ご希望の方は、こちらから。
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贈り物にも、喜ばれそうです。
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なお、作品集出版を記念し、
4月7日〜12日に東京「銀座 かねまつホール」で
予定されていた個展は、
新型コロナウィルス感染対策により、
来年の4月に延期とされたそうです。
一年後、桜咲く来春を楽しみにしましょう。
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