『花saku』4月号、もうご覧いただけましたでしょうか。
今回のリニューアルでスタートした連載の一つが、
表紙をめくってすぐ裏側。
ここで目が止まってしまった方、多いのではないでしょうか。
「彩の種」と題した
人気染織作家のお一人 諏訪豪一さんによるコラム。
160年続く老舗機屋「野々花染工房」の六代目 豪一さんに、
十二ヶ月にわたって、草木染作品を通した
「今月の彩(いろ)」を綴っていただきます。
記念すべき1回目は
鴇色 tokiiro
特別天然記念物の鳥「鴇」が白い羽根を広げたときに、
内側に見られる上品なうすもも色で、
その色の美しい羽は
古くから日本人にとても愛され、
装飾品にも多く使われていました。
そしてこの優美な色を語る作品は、
桜染めされた糸によるすくい織の紬。
こちらが、染料に使われる桜の枝。
この桜の枝にまつわるエピソードが、とっても素敵なんです。
ぜひ、本誌でじっくりお読みください。
そもそも、野々花染工房さんとは長いおつきあいの『花saku』ですが、
2019年2月号の染織探訪ページで、久しぶりにご登場いただきました。
その際、取材で豪一さんの語られた言葉がとても温かで詩人!!
と感じたことから、この企画をお願いさせていただきました。
工房での作品づくりだけでなく、
全国各地に呼ばれる人気ぶりなのに、
二つ返事でお引き受けくださり、
作品撮影にまで立ちあってくださいました。
このご縁に感謝!!!
工房作品と豪一さんのメッセージによるコラム。
毎月、楽しみにお待ちください。
ちなみに次回、5月号はさわやかな藍染作品が登場〜。
待ちきれませんね。
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