おはようございます。
各地で猛威を振るった過日の台風第19号、皆さま大丈夫でしたでしょうか。
各所で被害にあわれた方々も多く、
全国の皆さまにお世話になっている編集部でも、
あちらはどうだっただろうか、こちらは大丈夫だったそうです……と
情報が行き交い、心配な方も多くいらっしゃいました。
被害にあわれた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
さて、やっと秋めいてきもの日和も増え、
週末もきもの姿の方を多くお見かけ出来ました。
本日、『花saku』11月号が発売です!
錦秋に染まる諏訪湖畔 岡谷
絲都めぐり きもの旅
撮影をさせていただいたのは、昨年の秋。
かつて「絲都」とよばれたほど製糸工場が連立していた
長野県の諏訪湖畔をたずねてくださったのは、群馬県沼田市の読者モデルさんたち6名。
それぞれに秋に想いを寄せたコーディネート姿で登場です。
一年前のロケ当日、抜けるような青空に恵まれました。
群馬県沼田市からドライブして来られたモデルさんたちの笑顔、
きものがより一層映えていました! \(╹◡╹)/
この日訪れたのは製糸つながりの3箇所です。
まずは「岡谷蚕糸博物館」さん。
「シルクファクトおかや」と呼ばれ、
岡谷市の製糸文化について幅広く伝えられています。
この日は学芸員 林久美子さんの解説付き。
ワークショップ「生糸からタッセルをつくる」まで楽しみました。
次に、博物館と併設されている「宮坂製糸所」さんへ。
ここは日本で唯一、昔ながらの手紡ぎと
機械による自動製糸機が稼働している製糸工場。
女工さんたちの目にも留まらぬ早業に、
思わず釘付けになってしまいました。
最後に訪れたのは「片倉館」。
岡谷製糸に多大な貢献をされたシルクエンペラーの郷土愛溢れるロマンに触れ、
錦秋に染まる諏訪湖を一望。
きもの旅を通して、改めて絹糸の不思議と魅力を
実感されたモデルさんたち。
諏訪湖の夜景を眺めながら、旅を終えられました。
その他、特集ではきもの好きなら押さえておきたい
「絹にまつわるアレコレ」ポイントをおさらい。
生糸、紬糸、玉糸の違いは? 絹糸の太さの単位って何、
一反に必要な繭の量は? などなど。
きものの説明を聞くときにも役立ちます。
連載「日本全国染織探訪」では、同じ長野県内の上田市へ。
信州紬の一種 上田紬を今も手織りされている
「小岩井紬工房」さんを訪ねました。
丈夫で着心地のよい風合いはそのままに、
紬のイメージをかえてくれるようなポップな色使いも大人気。
連載「きものとわたし」では、岡谷市つながりで、
歌舞伎名題女方の市川笑野さんにインタビュー!
岡谷のご出身で「岡谷市観光大使」も務められる
しなやかな素顔に迫っています。
その他、旬の柿を作った一品料理レシピ「柿と蕪のだし塩和え」、
いまからワクワクの「クリスマスリースづくり」など
今すぐ役立つ連載が満載です。
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