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花sakuブログ

『花saku』11月号 絲都めぐりきもの旅 発売です!
2019年10月21日

おはようございます。

各地で猛威を振るった過日の台風第19号、皆さま大丈夫でしたでしょうか。
各所で被害にあわれた方々も多く、
全国の皆さまにお世話になっている編集部でも、

あちらはどうだっただろうか、こちらは大丈夫だったそうです……
情報が行き交い、心配な方も多くいらっしゃいました。
被害にあわれた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。


さて、やっと秋めいてきもの日和も増え、
週末もきもの姿の方を多くお見かけ出来ました。

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本日、『花saku11月号が発売です!

錦秋に染まる諏訪湖畔 岡谷
絲都めぐり きもの旅


撮影をさせていただいたのは、昨年の秋。

かつて「絲都」とよばれたほど製糸工場が連立していた
長野県の諏訪湖畔をたずねてくださったのは、群馬県沼田市の読者モデルさんたち6名。

それぞれに秋に想いを寄せたコーディネート姿で登場です。 

一年前のロケ当日、抜けるような青空に恵まれました。

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群馬県沼田市からドライブして来られたモデルさんたちの笑顔、
きものがより一層映えていました!
 \(╹◡╹)/ 

この日訪れたのは製糸つながりの3箇所です。

 

まずは「岡谷蚕糸博物館」さん。
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「シルクファクトおかや」と呼ばれ、
岡谷市の製糸文化について幅広く伝えられています。
この日は学芸員
林久美子さんの解説付き。

ワークショップ「生糸からタッセルをつくる」まで楽しみました。

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次に、博物館と併設されている「宮坂製糸所」さんへ。
ここは日本で唯一、昔ながらの手紡ぎと
機械による自動製糸機が稼働している製糸工場。
女工さんたちの目にも留まらぬ早業に、
思わず釘付けになってしまいました。

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最後に訪れたのは「片倉館」。
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岡谷製糸に多大な貢献をされたシルクエンペラーの郷土愛溢れるロマンに触れ、
錦秋に染まる諏訪湖を一望。

 
 

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 きもの旅を通して、改めて絹糸の不思議と魅力を

実感されたモデルさんたち。
諏訪湖の夜景を眺めながら、旅を終えられました。


その他、特集ではきもの好きなら押さえておきたい
「絹にまつわるアレコレ」ポイントをおさらい。
生糸、紬糸、玉糸の違いは?
絹糸の太さの単位って何、
一反に必要な繭の量は?
などなど。
きものの説明を聞くときにも役立ちます。

 

 

連載「日本全国染織探訪」では、同じ長野県内の上田市へ。
信州紬の一種 上田紬を今も手織りされている
小岩井紬工房」さんを訪ねました。

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丈夫で着心地のよい風合いはそのままに、
紬のイメージをかえてくれるようなポップな色使いも大人気。

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連載「きものとわたし」では、岡谷市つながりで、
歌舞伎名題女方の市川笑野さんにインタビュー!

岡谷のご出身で「岡谷市観光大使」も務められる
しなやかな素顔に迫っています。

 

その他、旬の柿を作った一品料理レシピ「柿と蕪のだし塩和え」、
いまからワクワクの「クリスマスリースづくり」など
今すぐ役立つ連載が満載です。

 


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タグ: 和の生活マガジン花saku  岡谷  蚕糸博物館  シルクファクトおかや  宮坂製糸所  片倉館  京呉服みはし   生糸  製糸  養蚕  小岩井紬工房  上田紬  小岩井カリナ  市川笑野