赤みそとのりがマッチする熟したいちじくの甘味を贅沢にいただくフルーティーないちじくを天ぷらに。
意外性がありますが、いちじくの甘さが閉じ込められて、その旨味を贅沢に味わえるおすすめの食べ方です。
【材料(2人分)】
いちじく―2個、のり―適量、伏見唐辛子―2本
●田楽みそ 赤みそ―170g、酒—30cc、みりん―30cc、
●衣 薄力粉—1/2カップ、卵—1個、冷水—150cc
〈ポイント〉
天ぷらは油の温度と揚げ時間が大切。
いちじくはそのままでも食べられる食材なので、衣を薄くつけて、まわりが固まったら上げるのがポイントです。
■作り方
1.田楽みその調味料を全て鍋に入れ、30分ぐらい弱火にかけて混ぜ合わせます。よく練り終わったら、冷ましておきます。
2.いちじくの頭とおしりを切り落とし、皮を剥きます。2等分にします。のりは2cmほどの幅で短冊状に切ります。
3.いちじくの中に田楽みそを入れて、元どおりに合わせます。つなぎ目にあわせるようにのりを巻きます。
4.衣をつけて170度の油で揚げます。伏見唐辛子は破裂するのを防ぐため楊枝(ようじ)で穴を開け、衣をつけて揚げます。
5.揚がったら、いちじくは4等分に切ります。
6.器にペーパーシートを敷き、盛り付けて完成です。
♦今月の料理担当
栗林信弘さん
料理 日本料理「ほうおう」