里芋の柔らかくて上品な味わいとろとろのべっこうあんで
旬の里芋はきめが細かく、ねっとりとなめらかで、優しい甘味があります。
その旨味をぎゅっと封じ込めた、蒸して揚げるレシピです。
濃い目のべっこうあんをたっぷりかけて楽しみましょう。
【材料(2人分)】
里芋―6〜7個、ひき肉―40g、わさび―適量、みつば―適量、片栗粉―適量、白玉粉―適量
合わせ調味料A かつおだし―400ml、昆布―3cm幅、薄口しょうゆ―15ml、みりん―30ml、塩―適量
合わせ調味料B しょうゆ―45ml、お酒―30ml、砂糖―30ml
べっこうあん かつおだし―200ml、みりん―30ml、濃口しょうゆ―30ml
■作り方
1.下ゆでした里芋を調味料Aで煮て裏ごしをし、片栗粉と白玉粉を加えて練ります。
2.里芋は皮をむき、米のとぎ汁でゆでます。くしがとおるまで柔らかくなったら、上げて流水にさらします
3.鍋に調味料Bを入れてから、ひき肉を加え火にかけ、へらでまぜてそぼろにします。
4.ラップに1を乗せて、スプーン一杯のそぼろを包んで茶巾にし、蒸し器で7分ほど蒸します。
5.あら熱がとれたら、ラップから取り、片栗粉を薄くまぶします。
6.175℃前後の油できつね色になるまで揚げます。
7.鍋にべっこうあんの調味料を入れて沸かします。片栗粉でとろみをつけます。
8.器に盛り付けて、あんを注ぎ、みつばとわさびを添えます。
〈ポイント〉
里芋は柔らかくし過ぎると茶巾にしづらいので、味をつけるときに気持ち硬めに煮るのがポイントです。
♦今月の料理担当
前田興一さん