ほくほくの甘い里芋を三種の味で楽しくいただく
外はさくっ、中はねっとりと、旬の里芋を贅沢(ぜいたく)に三種の衣で楽しむレシピ。海苔やぶぶあられ、ちりめんじゃこなど、食材をかえれば、応用が効き楽しめますね。
【材料(2人分)】
サトイモ―6個、桜エビ―20g、大葉―2枚、煎りごま―適量、小麦粉―適量、卵白―2個分、青唐辛子―2本、 ナス―2本、塩―少々
■だし
かつおだし―500cc、薄口しょうゆ―45cc、みりん―30cc
〈ポイント〉
桜エビは電子レンジを使用すると簡単にぱりっとさせることができます。お好みですが、桜エビも大葉も細かくすればするほどまぶしやすく、均等に素材につきます。
1.サトイモの皮をむき、米のとぎ汁でゆでて、くしがとおったら取り出して水にさらします。
2.鍋にだしの調味料を入れて沸かし、サトイモを入れます。煮えたら鍋ごと火から外します。
3.桜エビをフライパンでぱりっとするまで加熱し、すり鉢で粉末状にします。
4.サトイモの水気をとり除き、小麦粉をまぶし、卵白をつけます。粉末状にした桜エビ、千切りにした大葉、煎りごまにそれぞれまぶし、180℃の油で揚げます。
5.青唐辛子は火が通りやすいよう包丁を入れて素上げします。ナスは縦に包丁を入れて素揚げし、ねじって茶せんナスにします。大きい場合は横に切ってから包丁を入れるとよいです。
6.揚げたサトイモに軽く塩を振り、器に盛りつけます。
写真 内田祐介
♦今月の料理担当
前田興一さん