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プロに学ぶ本格和食料理

1月 さつま揚げと白菜の雪見鍋
2015年12月20日

さっぱりヘルシー 材料を入れて煮るだけの簡単ぽかぽか鍋

鍋を雪景色に見立てた雪見鍋(みぞれ鍋)。大根でつくることが多いようですが、今回はカブを使いました。カブは胃腸が温まり、冷え症に効果があるといわれています。ネギも白菜も身体を温める食材です。寒い日にピッタリの一品です。

【材料(2人分)】
さつま揚げ―2枚、白菜―2枚、長ネギ―1本、カブ―2個
調味料 かつおだし―300ml、濃口しょうゆ―10ml、薄口しょうゆ―15ml

〈ポイント〉カブのおろし金は、目の細かいものがおすすめです。きれいに仕上げるには、火にかけるとき、カブおろしが煮汁に溶けていかないよう、鍋の中の具材をあまり動かさないようにしましょう。

1.さつま揚げと白菜を重ねて、食べやすい大きさに切ります。交互になるように、鍋に並べます。

2.長ネギを斜めに切ります。ばらしてから鍋に盛ります。

3.カブは皮をむいて、おろし金ですりおろします。鍋に盛ります。

4.調味料を一度別の容器で合わせてから、鍋に入れて煮ます。食材に火が通ったら完成です。
 
♦今月の料理担当
辻 翔太さん

日本料理「ほうおう」
写真 内田祐介