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プロに学ぶ本格和食料理

2月 白魚のかき揚げ
2016年01月20日
コツさえつかめば さっくり、揚げムラなしの美味しいかき揚げに! 
 
かき揚げを作るとベチャっとして油がぎっとり……、なんて経験はありませんか? 美味しく揚げるコツは、実は意外と簡単。ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょう。

【材料(2人分)】
白魚―15g、ゴボウ―10g、春菊の葉―1株分、ふきのとう―2個、天ぷら粉―適量、水―10ml
天つゆ かつおだし―250ml、濃口しょうゆ―40ml、薄口しょうゆ―40ml、みりん―80ml
 
〈ポイント〉かき揚げは箸で突いて広げてから、さっと一つにまとめるとムラなく、さっくり揚がります。上げるときには、バットに立てかけるように縦にしておくと油切れがよくなります。


1.ゴボウは皮をむいて4センチ幅に切り、細切りします。灰汁抜きのため、10分ほど水にさらします。春菊の葉も4センチ幅で切ります。

2.白魚はよく洗い、キッチンペーパーで水分を取ります。

3.ボウルにゴボウ、春菊、白魚を入れて、天ぷら粉を加えて和えます。

4.水を少しずつ加えて混ぜ、全体がまとまるくらいにします。

5.おたまで具をすくい入れて、180℃の油で揚げます。


6.天つゆの調味料をすべて鍋に入れ、煮立ったら火から下ろしておきます。

7.器にかき揚げを盛り、出来上がりです。

♦今月の料理担当
辻 翔太さん

日本料理「ほうおう」
写真 内田祐介