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プロに学ぶ本格和食料理

5月 鰹のタタキ
2016年04月20日
 
 五月病も吹き飛ばすさっぱりとした初ガツオの味を堪能する

「目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ」と言うように、カツオの旬は初夏。カツオは五月病予防に良いとされる、セロトニンを多く含んでいます。食欲を増進させる薬味をたっぷりつけていただきましょう!

【材料(2人分)】
カツオ―80g、タマネギ—半個分、万能ネギ―10g、ニンニク―1欠片、赤おろし―適量、ショウガ―適量、ポン酢―適量

1.タマネギはスライスし、万能ネギは小口切りします。ニンニクは揚げてチップにします。
 
2.カツオはすきびき(ウロコをそぐこと)します。皮部分を串で刺し、柔らかくします。
 
3.カツオの中心から扇状に串を刺して全体に薄く塩を振り、直火で皮から焼きます。焼き目がついたら、身のほうを少し色が変わるぐらい焼きます。
 
4.氷水に入れて粗熱をとり中まで火が通るのを防ぎます。水分を取り除き、食べやすいサイズに切ります。
 
5.器にタマネギとカツオを盛りつけ、ニンニクチップをちらして万能ネギ、赤おろし、ショウガを添えます。ポン酢でいただきます。
 
〈ポイント〉
カツオは中まで火を通さないように、強火で一気に焼きます。

♦今月の料理担当
辻 翔太さん

料理 日本料理「ほうおう」
写真 内田祐介