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花sakuブログ

『花saku』11月号 きもので愛でる秋文様 好評発売中!
2020年10月20日

こんにちは。

芳しい金木犀(キンモクセイ)の名残を楽しんでいる東京。

週末から急に、冬が近づいてきたの感じはじめました。

「今日は何を来て出たら大丈夫なのか?」

とコーディネートでに迷う朝。

きものを着るとなればなおさらで、

まずは下着を暖かなものにして、調整できる秋色ショールが必須。

秋の豊穣を祈って葡萄文様の帯で出かけてきました。

 

さてさて、

本日『花saku11月号が発売になりました!

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特集

「山粧う高尾

きもので愛でる秋文様」

 

昨年、紅葉真っただ中の東京郊外 高尾山麓でのロケでした。

きもの文化研究家 中谷比佐子さん(秋櫻舎 主宰)のお声がけで始まったツアーは、

高尾の紅葉を堪能するだけにとどまらず、

目に焼き付けたその景色を、こんどはきものの名品で味わうという、

二度美味しい企画!

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場を提供してくださったのは、高尾を本拠地とする劇団「新制作座」さん。

舞台女優 小津和知穂さんが

「劇団創設者 眞山美保が集め、いまも劇団に眠る衣装が

40竿もあるのです。その素晴らしさを再確認したくて」

と中谷さんに見ていただいたところからのご縁だったそうです。

「一人で見るには、もったいなすぎる!」という名品は、

故 熊谷好博子さんの作品を筆頭に、手の込んだ品ばかり。

その中から、秋文様を題材とされたものばかりを

厳選セレクトしていただきました。

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「紅葉」「菊」から、秋の心象風景をテーマに

改めて知る秋文様の奥深さ。

参加された読者モデルさんたちの、

素敵な秋コーディネートとともに、お楽しみください!

 

続く「きものとわたし」には、

「新制作座」代表 眞山蘭里(まやまらんり)さんも登場!

先代 眞山美保さんから引き継いだ、熱い想いを語ってくださいました。

 
 

「日本全国染色探訪 北の風と南の海と」は、

待ってました!と大向うの声がかかりそうな老舗 西陣帯織元

「服部織物」さんの登場です!!

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泣く子も黙る!The西陣帯とでもいうべき

服部の「こはく錦」

 

“重厚長大”が良しとされていた時代に先の空気を読み取り、

軽やかさとしなやかさを併せ持つ

新たな彩り、輝きを生み出した

手織り引き箔帯のパイオニアです!

 

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訪ねたのは、コロナ禍の状況が少し落ち着いた7月末、

本来なら祇園祭でごった返しているはずの京都。

機場の職人さんたちの手が止まっていたりと

なかなか取材もままならなかった染織業界にあって、

十二代目代表取締役 服部正毅さんが

快くお話を聞かせてくださいました。

 

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反物の耳を見ると、箔が3ミリほどに裁断されて緯糸となっている様子がよくわかります。
裏側には、箔の和紙(楮 コウゾ)が渡っています。

 

「京都から江戸への遷都も、戦時下の大不況も、

数々の苦境をこえてきましたから」と服部さん。

確かな技法に今様のセンスで、

職人さんたちと共に新たなチャレンジを続けるものづくり。

コロナ禍の一大事にあっても揺るがぬ

二百年企業「服部織物」の信念をうかがい知ることができ、

頼もしく思えました。

 

 

染織作家 諏訪豪一さん(野々花染工房)による人気連載 「今月の彩」


65047.png今月のテーマは「蒸栗色」。

なんとも美味しそうでしょう?

ほっこりとした紬をご紹介しています。

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染材のメインは、栗のイガ。そこに本藍と桜がちらりと……。

たまりませんね。(*≧∀≦*)

*豪一さんのお父さま 諏訪好風先生が、

「第3回 手仕事展」で10/28(水)15時よりプチ講和をされるそうです。

 詳しくは、会場の東京大丸10階 和ぎゃらりい)へ。 

 


 

霜月の「信州 里山の花暦」は、

無病長寿の実「郁子(むべ)」。

皇室にゆかりのある逸話とともに、

秋の実りを取り入れた茶花をご紹介いただきました。

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花/大和 百合子、写真/柳沢克吉

 

 

何かと気がかりなニュースも多い一年でしたが、

残りあと二ヶ月ちょっととなりました。

着物を着る機会がぐっと減ってしまったという方も多いと思いますが、

気分を変えて、近くの公園や人出の多くない美術館、

空いている時間帯のカフェなどへでも

ちょっとでもきものを着て出かけてみませんか。

写真は、コロナ禍での感慨深い一枚となりそうです。

 

寒さ増すこの季節、

風邪にもコロナにも十二分に気をつけてお過ごしください。

 

************

 

(^O^)

おかげさまで着物手帳20211015日に無事発売となりました!

早速手に入れて、SNSなどで発信くださっている皆さま、

ありがとうございます!

 

その中に、なんとこんな方々も!

 

帯を書いてくださった歌舞伎役者 中村隼人丈がインスタで。

 
 
 
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「着物手帳」2021版の帯を書かせて頂きました❗️
お着物に興味ある方、ぜひご覧ください
とコメントをつけて紹介してくださいました!!

中村隼人丈は、10月27日(火)まで「十月大歌舞伎」に出演されています。
歌舞伎座はコロナウイルス感染症対策も念入りにされていますので、
ご興味のある方は足を運んでみてくださいね。



茶道連載でおなじみのルー大柴さんがYouTubeで。
rou.png

 

毎週金曜ゆル〜く更新中ですので、ぜひチャンネル登録もしていただけると幸いです。



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弊社では、コロナウイルス感染症予防対策のため、テレワークを推奨しております。
そのため、本年の『着物手帳』はAmazonや工場より直送とさせていただきます。
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