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花sakuブログ

『花saku』10月号 紅葉一色! 装いに秋の風情をしのばせて 好評発売中!
2020年09月20日

こんにちは。
『花saku』編集部の大下直子です。
すっかり秋めいてまいりました。

皆さまはどんな夏をお過ごしでいらっしゃいましたか? 
編集部のステイホームの夏は、『着物手帳2021』や、『花saku』の9月号、10月号の制作で大わらわとなり、私も皆さま同様に、旅行なし、お墓参りなし、お出かけなし……と、なしなし尽くしの夏でした。アラカンのわたくし、こんな激しく忙しい夏は生まれて初めてだったような気がします。
 そして、浴衣も着ないまま、モンペ(単衣)からステテコ(薄物)へと衣替えをして月日は過ぎております。

 

さて、そんな中、『花saku10月号がそろそろ皆さまのお手元に届く頃です。先ほど、テレビのニュースで、北海道のどこやらに、もしかすると今日か明日、初冠雪が見られるかもしれないとアナウンサーの方が真顔でおっしゃっていました。「初冠雪」という単語は、つい先週まで滝のような汗をかいていた私にとっては外国語のように「はぁぁああ〜?」という気分だったのですが、『花saku10月号も少々そんな気配。全面的に紅葉しております。

 

まずは特集のご紹介です

 

深まりゆく秋の彩りに寄り添う好日
装いに秋の風情をしのばせて
と題して、庄内の秋を訪ねました。


 春にはお花見を楽しみ、夏には水辺の遊び、鎮魂の花火が打ち上げられ、祭りや盆踊りというのが日本人のお約束ですが、今年のお花見はどこの公園も、宴会禁止、立ち止まるのも禁止、中には立ち入り禁止もありました。夏の花火やお祭りも軒並み中止になりました。私同様、浴衣を着そびれた方が多いのではないでしょうか。

秋には本来であれば、10月号のとおり、紅葉狩りです。

四季のある日本では、季節が移ろうそのたびに、それぞれの季節の感じ方、楽しみ方が変わるのがお約束。春も夏も季節の行事を我慢しましたから秋はそろそろ、三密を避け、マナーを守って外出してみたいですね。

 ところで、狩猟ではないのになぜ「紅葉狩り」と言うのでしょう。そんな紅葉狩りの歴史や謂れ、紅葉にまつわるエピソードなどは、『花saku10月号にしっかりと書きましたのでぜひ本誌でご覧くださいませ。

 鶴岡と酒田にお店のある「工芸染織 小いけ」の小池泰弘会長の「そうだ! 紅葉狩りへ行こう」のお声がけで集まってくださった方々の、着物ファン垂涎の秋のおしゃれをぜひ本誌でご覧くださいませ。さすがはさすが! 今度着物を買うならこんなのが欲しいな〜という着物や羽織り物がいっぱいで、編集していてテンション上がってまいりました。

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 そして、「日本全国染織探訪 北の風と南の海と」は、神奈川県足柄下郡へ。型絵染作家の岡本隆志先生を訪ねました。鉄道の路線で言えば真鶴駅が最寄りでしょうか。

 眺望に恵まれた居心地の良い工房で、いつまでいても疲れない! という穏やかな空気が流れていて、うちのリビングもこんなだったらいいのに〜〜〜と思いましたが、取材陣がいつまでもいたら岡本先生が疲れますわね(笑)実はこの日はお茶を入れて持て成してくださった奥さまも型絵染作家。お二人の出会いは人間国宝で、型絵染という概念を作り出した故 芹沢銈介氏の工房。いわゆる職場恋愛、職場結婚というわけです。すてきな詳細や物づくりへのこだわり、技術のことなどは本誌でじっくりお読みくださいませ♪
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 さて、そしてこの岡本隆志先生の、繊細で美しく、リズミカルな型絵染をた〜〜〜っぷりと使わせていただいた『着物手帳』

『着物手帳2021』がついに完成\(^O^)




 夏の間中、私を苦しめた(笑)手帳が完成しました〜〜〜。

日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土大安赤口仏滅先勝先負大安赤口仏滅先勝先負大安赤口仏滅先勝先負と、校正をしていると気が狂いそうになるので、家族も動員して汗だくの校正一家!
こうして出来上がってみますと、岡本先生の文様の素晴らしさに助けられて思わず頬ずりしたくなるようなかわいらしい出来映えじゃぁ〜ありませんか\(^O^)
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毎月文様が変わる楽しさ♪♪

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何度も手に取って眺めてしまいます。
手のひらでスリスリしてみたり、パラパラとページをめくってみたり……(たのしい〜〜)

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オマケになんと! 『花saku』でも特集で登場していただいたり、連載していただいたりと読者の皆さまにはおなじみの歌舞伎俳優の中村隼人丈が『着物手帳』を気に入って、帯のコメントを引き受けてくださいました。本当はもっとたくさんのメッセージをくださったのですが、スペースの都合上割愛させていただきました。隼人丈曰く、客席に着物姿のお客さまがいらっしゃると、歌舞伎俳優の皆さまはとてもうれしいそうです。「テンション上がる」っておっしゃっていました。映画館などと違って客席も真っ暗にはなりませんので、お一人おひとりの表情やお召し物がよく見えるのだそうです。このお話し、別の歌舞伎俳優の方々からもうかがったことがあります。やっぱり着物には、理屈を超えたいろいろなパワーがありますね。舞台の上の歌舞伎俳優の方々のモチベーションにも影響を与えちゃうなんて……すごい! そんな着物の不思議な魅力やパワーいっぱいの『着物手帳2021
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※今年はコロナウィルスの感染拡大の影響で当社はテレワークを徹底的に推進しておりますため、会社からの『着物手帳』発送はできなくなりました。ぜひ、お近くの書店でお求めください。店頭に積んでなくても並んでなくてもレジカウンターで『着物手帳2021』とおっしゃっていただければ取り寄せ可能ですので宜しくお願いします。



実は、書店での注文が増えますと、店頭に並べてくださる本屋さんがどんどん増えていくんです♪ 

皆さまのご注文がエールになります。全国各地の本屋さんの店頭に『着物手帳』がい〜っぱい並びますように

宜しくお願いいたします。

タグ: 芹沢銈介  中村隼人  着物手帳  紅葉狩り  花saku10月号  工芸染織小いけ  岡本隆志  型絵染