こんにちは。いつの間にやら、九月に入りました。withマスクの毎日、厳しい残暑を実感していますが、徐々に日が短くなり、朝晩は少しずつ過ごしやすい時間帯も。そして、台風シーズン到来で、今まさに大変な九州地方の皆さま、どうか被害が少なくてすみますようお祈りしております。
さて、発売中の『花saku』9月号 特集「友禅三都ものがたり 絢爛たる美の粋を求めて」、いかがでしたでしょうか。
今回は、過去の「日本全国染織探訪」取材内容を改めて角度を変えて特殊へ。「三大友禅」京都の「雅、加賀の「趣」、東京の「粋」+ 十日町、名古屋にまでを見通して、その特徴をわかりやすくご紹介しております。見事な友禅画像をもっともっとご紹介したかったのですが、限られた誌面。掲載できなかった画像を、特別にお見せしちゃいますね。
A
B
作家さんお二人の染料パレット!それぞれ、加賀友禅と東京友禅の先生です。どちらがどちらか、わかりますか?
答えはーーーーー
Aが抑えた色味の東京友禅。熊崎和人さんのパレットです。
↑秋草模様訪問着(部分)/熊崎和人 作
Bは「加賀五彩」が特徴的な加賀友禅。中町博志さんのパレット。
↑鶴模様訪問着(部分)/中町博志 作
ちなみに、下記の加賀友禅大使の塚谷彩子さんがお召しの一枚も、中町さんらしさが発揮された逸品です。とってもお似合い!(『花saku』2018年5月号より)
↑訪問着(部分)/中町博志 作「光舞う」
下記は、表紙を飾られた加賀友禅大使の斎藤厚子さんがお召しの裾模様。
安藤雅紀 作「石楠花(しゃくなげ)」
友禅染技法の歴史「きっかけは、倹約令!?」や、手書き友禅の工程(熊崎和人さんの工房画像!)に触れたコラムなどもお楽しみいただけます。
最後に、加賀友禅大使さんたち17名さまによる、麗しの一枚@金沢城!
(『花saku』2018年5月号の別ショットより)
やっぱり手描き友禅の美しさは、格別ですね。世界が憧れる染色美!さすがです。
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