こんにちは。
GW最終日、いかがお過ごしでしょうか。
今までとは違ったゴールデンウィーク、
なんだかとっても不思議な気がいたしましたね。
さて、今回のブログは
「着物知識クイズ①(家紋・産地編)」花sakuオンラインにある、「着物の知識」ページが出題範囲です。
自信がある方はそのまま、
自信のない方はまずこちらを予習してからクイズにチャレンジしてみてください!!
「花sakuオンライン」家紋のはなし「花sakuオンライン」染と織の産地それでは全15問、スタートです!!
1、家紋クイズ!
①この家紋の名称は?
正解はこちらをクリック (上記「こちら」部分をクリックすると下に答えが表示されます<以下同様>)
答え:「鶴」
②この家紋の名称は?
正解はこちらをクリック
答え: 「一つ石」
③この家紋の名称は?
正解はこちらをクリック
答え: 「剣片喰」
④この家紋の名称は?
正解はこちらをクリック
答え: 「並び杵」
⑤この家紋の名称は?
正解はこちらをクリック
答え: 「片喰」
他にも家紋について知りたい!という方はこちらのページへ。
「花sakuオンライン」家紋のはなし
2、産地当てクイズ(全10問)
1、「置賜紬」の産地は何県?
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答え: 「山形県」
1976年、米沢紬、長井紬、白鷹紬など、米沢市、長井市、白鷹町で生産される織物を総称してこう呼ぶようになりました。 信州紬とよく似た理屈です。 この「置賜紬」の名前で東北では最初の伝統的工芸品の指定を受けました。 少しわかりにくいのですが、一つの織物に対していくつもの呼び名があります。 長井紬は、米沢紬とか米沢織とか置賜紬とかもちろん長井紬とか呼ばれますから、全部で四つの呼び名で呼ばれていることになります。 ※ 昭和51年2月26日 伝統的工芸品 指定
2、「十日町友禅」の産地は何県?
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答え: 「新潟県」
もともとは、十日町明石縮や十日町絣といった織の有数の産地でしたが、昭和30年頃から、十日町織物工業協同組合の青年部を中心とした新たな商品開発の試みとして、 京都から友禅染の技術を導入し始めました。 昭和40年代には十日町友禅が製品として出荷できるまでになりました。 現在では設備投資や若手の育成も進み、 特に振袖の生産量は群を抜いています。 京都から技術を導入したこともあって、加賀友禅、東京友禅に比べると、京友禅に一番よく似ていて大変華やかです。 現在ではおぼろ染や辻が花の技法も取り入れた多岐にわたった染が十日町で繰り広げられています。
3、「川越唐桟」の産地は何県?
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答え: 「埼玉県」
細番手の木綿糸を2本ずつ引き揃えて経糸とする「双子織(二タ子織、引き揃え)」で丈夫に織られる川越唐桟。通称「川唐」と呼ばれる縞柄を基調とした平織の木綿織物で、絹のような手触りといわれるすべすべとした風合いが特徴です。 もとはインド、東南アジアから島渡りして伝来したといわれる縞織物「唐桟留」。江戸末期に、川越の織物商がイギリスの長い毛足の木綿糸と鮮やかな化学染料に目をつけ、国産の縞織物をつくりだしました。その着やすさ、藍と鮮やかな色を組み合わせた柄行、手ごろな価格が江戸っ子を魅了し、大流行となりました。しかし、時代の変遷と共に、昭和初期にはその姿を消し「幻の川唐」とまで呼ばれるほどに。昭和末期に一軒の機屋(現在は閉業)による機械織と、市民活動による手織りの両方で復活を果たし、現在は地元の呉服店がその製品を守り伝えています。
4、「京友禅」の産地は?
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答え: 「京都府」
京友禅は、日本の模様染の代名詞として使われるほど、世界的にもよく知られています。 友禅染めは、 多彩で絵画調の模様をきものに染め表します。 町人文化の栄えた江戸時代の元禄期(1688~1704)に開花しました。 この頃京都の洛東、東山・知恩院の門前町に居を構えていた扇絵師"宮崎友禅斎"の 描く扇絵が人の人気を集め、井原西鶴の浮世草子『好色一代男』(貞亨3年)にもその様子をうかがうことができます。 そこで、人気絵師友禅斎(幽禅・祐禅・由禅)の描く画風をきものの意匠に取り入れ模様染めの分野に生かされたのが"友禅染め"の誕生となりました。
5、「ざざんざ織」の産地は何県?
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答え:「静岡県」
ざざんざは「颯々」とも書き、松風を表現したものです。 松の木の下で足利将軍義教が「浜松の音はざざんざ……」と詠んだとされることから その松が ざざんざの松と名付けられたともいわれています。 玉糸と普通の引き糸を紡いで紡糸とするため、糸の太さは不均等で、その糸によって生まれるムラが 独特の風合いとしなやかな手触りを生み出します。
6、「加賀友禅」の産地は何県?
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答え: 「石川県」
京友禅と同様に、友禅糊で防染しますが、模様や色彩が独特で、写実的であることと、京友禅につきものの金箔、絞り、刺繍などの技法を用いないのが大きな特徴です。 加賀友禅は今から約五百年前にすでに加賀のお国染め技法であった「梅染」に遡ります。 その後17世紀の中頃に、現在の加賀友禅の原点となる色絵などの技法が確立されました。 その後加賀友禅の始祖で、その名の由来ともなった宮崎友禅斎により、大きな発展の時代がおとずれます。 友禅斎は江戸中期に京都から金沢に移り、意匠の改善や友禅糊を完成させ、 公家文化に支えられた華麗な京友禅に対し、武家好みの落ち着いた趣を確立しました。 加賀五彩、ぼかし、虫食いなどの伝統的技法により、写実的で繊細な表現が可能になり、 自然を巧みに描き上げる美しい加賀友禅の世界は昇華して今に至っています。 ※ 昭和50年5月10日 伝統的工芸品指定
7、「近江上布」の産地は何県?
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答え: 「滋賀県」
鎌倉時代に京都の職人が移り住み、その技術を伝えたといわれている近江上布は、その昔近江晒とも呼ばれていました。 彦根藩の振興によって麻布の役所を設け、厳重な品質検査を行ったことから発展しました。 苧麻糸や手うみの大麻糸を櫛押捺染と型紙捺染によって模様が付けられます。 織りあがった反物は「しぼつけ」という近江独特の縮加工を施されます。
8、「弓浜絣」の産地は何県?
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答え: 「鳥取県」
絣を括ったあと、天然灰汁で醗酵させた天然藍で染める素朴な風合いと、手機で丁寧に織り上げる……熟練の技術と健全な素材による素朴な風合いが静かな人気を呼んでいます。
9、「久留米絣」の産地は何県?
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答え: 「福岡県」
国指定重要無形文化財(昭和32年4月25日指定) 丹念に織り込まれた模様と、丁寧に染め上げられた藍色が醸し出す、素朴で温かな風合いが魅力の久留米絣は、19世紀の初めに一本の古い木綿のかすれた糸をヒントに12才の少女、 井上伝によって生み出されました。
10、「八重山上布」の産地は何県?
正解はこちらをクリック
答え: 「沖縄県」
苧麻を水に浸し、柔らかくしてから繊維をしごき取って乾燥させ、丁寧に紡いで糸にします。 染料は主に白地に紅露(くーる)というヤマイモ科の植物で、 極めて濃度が高いため摺込捺染に最適とされています。 高機は綾頭(アヤツブル)と呼ばれる独特の工夫で、経糸の張りを調整しており、 織子が足を踏む毎に織面が動くため織段がつきにくく、パリッとした張りのある独自の風合いに仕上がります。 風物詩ともなっている海晒しで仕上げることでも有名です。
他にも産地について知りたい! 復習したい!という方はこちらのページを見てみてくださいね。 「花sakuオンライン」染と織の産地
15問、お疲れ様でした!!
満点の方、お見事です(^ ^) 次回のクイズも楽しみにお待ちください。
間違えてしまった方は、復習を忘れずにもう一度遊んでみてくださいね。
こんな単元をクイズにしてほしいなど要望がございましたら、
Twitterやフェイスブックの投稿にリプライをいただけますと幸いです。
それではまた次回のクイズブログでお会いしましょう\(^^)/
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