こんにちは。
今年の二月に夫が定年になりました。
二歳年下の私も年齢的に無理ができない微妙なお年頃になってきたので、
編集作業やブログの更新などは後進に譲り(あれ?いきなりギャグですか?)、
徐々にペースダウンをしようと思っていたところ、
ひょんなことから再びブログで皆さまとお目にかかることになりました。
しばらくの間、週に二度ほどブログを更新いたしますのでお付き合いの程、
宜しくお願いいたします。
今、パソコンを打つのに左手の小指と薬指がしびれていて(首からきているそうです)
あまり早いスピードでの入力ができなくなりました。
左手の打ち間違いもあって、すごくのろくなってしまったので
原稿を書くのは少々しんどいのですが、焦らず、楽しく、
ノ〜ンビリと日々のつれづれを綴っていけたらと思っています。
お読みいただければ幸いです。
今日は、実は山陽地方への出張の予定でした。
でも、コロナウィルスの感染拡大で中止となってしまいました。
中止の相談をしていた
3月初旬はまだ、
「どうしましょうか?」「やめときましょうか〜?」なんていう
今よりは少し緊張感の少ない「念のため」という雰囲気の相談でしたが、
まさか
4月の中旬に全国の都道府県に「非常事態宣言」なんていうことになるとは〜!
世界の共通の敵はウィルスということになりました。やっつけたいですね。
着物ファンの皆さんは、桜が咲いて、
新緑へと向かう着物での外出には絶好の季節に、
「
Stay at home 」ということになり切ない春になりました。
でも、着物に風を通してあげるにはとっても素敵な季節です。
一雨ごとにの言葉のとおり、雨もよく降りますが、
よく晴れて空気が乾燥した日には、着物のお手入れなどいかがでしょうか。
お時間のある方は、一日たんすを一段ずつでもいいですよね。
きものをハンガーに下げて。
足りなかったら短い時間ならば洋服のハンガーでも大丈夫です。
ウィルス対策に「空気の入れ換え」というのがありました。
窓を開け放っていても、寒くて凍えてしまうとか、
暑くてひっくりかえりそう……なんていうこともなく、
快適に風を通すことができそうです。
畳まれてたんすの中でペッタンコになっていた
お気に入りの着物が気持ちよ〜くノビをして、
深呼吸しているような気がしませんか。
着て出かけてあげるのが一番喜ぶことかもしれませんが、
ハンガーや衣桁に下げて眺めてあげるだけでも着物はきっと喜んでくれるはず。
そよそよと風に揺れていたりするのを眺めると、
しばしコロナを忘れて気持ちが和んでくるから不思議です。
「あら? こんな着物持っていたっけ?」と、
忘れていた着物を見つけたりする方もいますよ〜〜〜。
これはうれしい発見。「ごぶさたしております〜〜〜」なんて言いながら、
ちょっと鏡の前で羽織ってみるのもまた楽しい♪
たんすを開ければ、着物好きは、意外と楽しめてしまうので、
ワイドショーを見て鬱々としているより、
エンジョイStay at home!! エンジョイたんす!!
私は、マスクを縫い終わったら、襦袢の袖を縫う予定です。
ご存じの方も多いと思いますが、無類の暑がりなので、
これからの季節はマスクをして歩くだけで爆汗ですので、
嘘つき襦袢直子バージョンを改造しようとおもっていて、
ちょうど、めったに使わないミシンがマスク作りのおかげで出ているので、
着物に袖を縫い付けてしまおうか、衿襦袢に袖を縫おうか、
たんすの前で楽しみにいろいろとやろうと思っています。
皆さまもどうか、
Stay home save lives.
お家で楽しくお過ごしくださいませ。
(本日の担当:なおこ)
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