からりと晴れた青空にゆれる柳をくぐり、向かった先は新橋演舞場。
第九十五回記念会を迎えた「東をどり」
を観に行ってまいりました。
今年で九十五回を迎え、目前の百回を前にした記念会。
今年は、花柳壽應(四世宗家家元花柳壽輔)さんによる総合構成演出で、
気合の入った華やかな舞台。
幕が開くと新橋色が美しい背景に、
新橋芸者さんたちのなんとも絶妙な色合いの衣装がずらり。
抑えた色合わせの中に、ちらりチラリとのぞかせる振りや帯揚の
朱色が、なんと艶っぽいこと。
開演中は写真撮影不可のため、お見せできず残念!
幕間にはロビーで、芸者さんに直接お会いできます!
こちらは、平成最後の新人新橋芸者 小夏さん。
埼玉出身で、「東をどり」は今回が初舞台。
第2部で、初々しくもしっかりと舞われていて、
とっても華のあるオーラを放っておられました。
帯姿にものぞく朱色のちらり♪
今回、ランチは気軽に客席でいただけるお弁当にしてみました。
江戸割烹「米村」さんの散らし寿司。
そう、同じ5月号で「きものとわたし」のページに出てくださった
女将 藤野喜惠子さんの料亭です。
美味しさのギュッと詰まった玉手箱のような寿司折でした!
今回、限定で売られている白木の江戸扇子も手に入れて、
今年の夏はコレで行こう!と、ニヤニヤ。
閉じれば、パチッといい音のする江戸扇子。
やっぱり、かっこいいなー。
年にたったの4日間のみ、
誰でもが新橋花柳界に触れられる「東をどり」
本日26日(日)が最終日。
当日券などチケット詳細は、こちらから!
まだ間に合いますよ!!!
ちなみに、
来場のお客さま方のおきものは、
この暑さで、やはり多くの方が単衣をお召しでした。
皆さまのおきものを拝見できるのも楽しみのひとつ。
ぜひお出かけください。
◆◆◆ 和の生活マガジン『花saku』の購読お申し込みご希望の方はこちらからどうぞ ◆◆◆
⇒ 花saku ON LINE
タグ: 東をどり 新橋 米村 花saku 和の生活マガジン 松竹