大島紬の故郷、奄美大島が先頭を切って梅雨入りし、続いて沖縄地方も梅雨入りということで、爽やかで清々しい季節はそろそろ蒸し暑い季節へと移り変わっていくようです。気持ちの良い季節の10連休はいかがお過ごしでしたか?
桜前線を気にしていたのが遠い昔のように思われますが、啓蟄あたりから小満あたりへの季節の移り変わりはエネルギッシュでパワーとスピード感がありますね。
この季節、編集部はロケ撮影がとても増えるのですが、今年もまた晴天に恵まれ続けてラッキーすぎる春から初夏でした。
インスタやFacebookをはじめとするSNSも美しい花の写真がたくさん掲載されていましたね。
誰もが気軽に写真を美しく撮影することができるようになりました。よくニュースなどでも「視聴者撮影」なんていう字幕が出ることがあります。道行く人すべてがカメラマン! という時代になったんですね。
編集部でも、もう何年も月刊誌を出し続けているのですが、少しずついろいろな変化が起きています。紙焼き写真の投稿が極端に少なくなりまして、その代わりに花sakuON-LINEからの投稿がとても増えたと言うこと。最初の頃は若い人だけはサイトから、年配の方は紙焼き写真の投稿〜なんていう感じだったんですが、どっこい!年配の方の投稿も、サイト経由がほとんどになりました。みなさんお上手です。
ただ、アプリで画像処理をしすぎたデータや、SNSを経由したのでしょうか? 解像度が低いデータは誌面には印刷できないので、写真がすてきなのに掲載できなくてガッカリすることも多いのです。どうか、撮影をした画像は最低でも1メガバイト以上のご投稿をお願いいたします。
あ、あと……あんまりアプリでいじらないでいただけると、掲載確率が劇的に高くなります〜〜〜(汗)
さて、そんな中6月号は
この夏はゆかたでとびっきりの思いでをつくろう
SNS映えするゆかた姿の
撮り方・撮られ方
という、今までにないちょっぴり変わった切り口の特集になりました。
これは、隅田川のほとり。
松尾芭蕉記念館から東京湾の方向を見ているところです。
担当したのは編集部で一番若いアリスさん。
やっぱり企画の着眼点が違いますね〜
確かに私も興味あります!
いまだに一度も「自撮り」に成功したことがない私には思いもよらない企画でした。若い人達と食事などをしていると「ばえ〜」「ばえ〜」と笑いながら料理や景色の写真を撮ってます。インスタ映えとかSNS映えを略しているのでしょうね。いつの時代も言葉は生き物だと思います。
高齢者でも動画の編集がラクラクできるスマホも登場しましたし、5Gの時代ですからますます写真や動画の時代ですね〜。小学校5年生の誕生日プレゼントに親にねだって初めて買ってもらったカメラはもちろんフィルムカメラで「ハーフカメラ」というモノでした。時代を感じちゃう〜
とういうわけで、和の生活マガジン花saku6月号の特集では、新作ゆかたのご紹介と共に、上手なゆかた姿の撮り方撮られ方などを、ご紹介しました。
人気連載の「日本全国染織探訪」は、山形県へ〜
小松織物工房さんをお訪ねいたしました。
とんがり屋根のペンションみたいなちょっぴりかわいい工房。
絣の作り方が独特で、風合いもまた個性的。
これからの季節に単衣で楽しみたい気分になりました。
素敵なお話しをうかがえましたので染織ファンはお楽しみいただけるかと思います。
お料理の連載は今回も茅乃舎さん。
見るも涼しげ、食べるも涼しげな冷製汁のご紹介。
その他見どころ満載ですので、追っていろいろとまたご紹介をして参ります。
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