夫と後輩の山田亜利寿と一緒に、東京タンバリンの『花筏』を観に行って来ました。上野の国立博物館の庭の庭にある茶室「九条館」で開催中のお芝居で、茶室を舞台に繰り広げられる人間ドラマが楽しくて、面白くて、笑っているうちにあっという間に終わってしまいました。明日も、あと数枚、チケットが残ってるそうなので、お時間のある方は上野を散歩しがてら、美術館のはしごでもしがてら、ぜひオススメですのでご覧になってみてください。
お芝居の後は、「花筏」という銘のお菓子とお薄でのおもてなし。
きらきらと新緑がまぶしい上野の公園を抜けて、爽やかな風を受けながらの楽しいお散歩も兼ねて、ほんとうにリラックスできるすてきな休日になりました。
☝こちらが九条館です。本館のちょうど裏手。正門ではなくて「西門」から入れば入場料はかかりませんでした。
東京タンバリンの係の方が西門で、「パス」をくださるのです。
さてさて、こちらは、和の生活マガジン『花saku』に掲載をされた弘前城の花筏。正真正銘の花筏ですが、「花筏」という名前の花もあるのだと、このお芝居を観て初めて知りました。勉強にもなりますね〜〜!
左から二番目の方は、東京タンバリン主宰で脚本演出を手がける高井浩子さん。
そして、センターは山崎美貴さん。3人の、いや4人の世代の違う女性たちが繰り広げるお芝居。すっかりのめり込んで楽しい時間を過ごさせていただきました。
高井作品、今、目の前にある日常を切り取った世界感がとても好きで、どんでん返しや意外なオチ、笑いもあってとても身近でとても共感できるすてきな世界。山崎美貴さんのパワフルな演技も、そして美声も、歌も最高です。
亜利寿は、「あっという間でした」「楽しかったです」と大興奮!
得意じゃない「自撮り」に挑戦(笑)そう、これが客席です。舞台と客席が一体となった「東京タンバリン」さんならではのこの一体感がたまりません。私たち、縁側にいます(笑)
真ん中の亜利寿の首の「名札」がグリグリにねじれていて、もう少しで絞め殺されそうになっているのは、爽やかな風にこの「名札」が回転したからです。そして私の名札は後ろへぶっ飛んでしまっております(笑)
亜利寿のきものは、2月号の川越唐桟の特集でお世話になった「笠間呉服店」さんで誂えたきもの。お見立てはベテランの巳起代さんですYouTubeを観ながら一人で着ることができるようになってしまうなんて、本当に現代っ子すごい! そしてすっごく似合っていました。
『花saku』の編集を通じて、いろいろなご縁をいただき、いろいろな楽しい出来事に出会えるのはとても幸せです。高井さんにも山崎さんにも感謝デス♪