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桐たんすの秘密

桐たんす。なんだかいいものらしいが、よくわからん3
2018年10月07日


桐の花咲くころ
                         
前回、桐は何がいいの? については次回に!と書いておきながら、その話題は次回に譲ることにして季節の話題にすることにします。

桐の花は、東京であればちょうど、ゴールデンウイークのころ桜前線のようにだんだん北上していきます。桜から遅れること3週間ぐらいというのがひとつ目安ではないかと思います。



さて、画像は“会津の桐煮の花”。会津ではだいたい、5月20日以降ぐらいが見頃となります。
花は紫色。藤の花と色合いは似ています。高速道路などを、(運転していて山の斜面に見える花が遠くではっきりしないなぁ……)は、藤であったり桐であったり。

特徴として、桐の花は上を見て咲くこと。そして葉っぱの上に花がある。なので、実は真下に行くとよく見えないのです。
残念なことですね。そして桐が多く植わっているところはその木を切って使うことを念頭においています。
枝を出さずに、まっすぐ育てようとしています。だから、花の位置はよけい高い位置になってしまいます。



まだ植えて日の浅い桐の木です。下のほうに枝があったらそこは節になるわけですし太い木になりません。
桐は丹精こめて育てる木なんです。





遠くから眺める。ぼぉ~っと眺める。なんとなく伸びやかな気持ちになる。そうなれるのが桐の花見なのです。
ビール飲んで春の日差しの中でごろごろする感じです。



家の前に植わっている桐の木もあります。昔から、娘が生まれたら桐の木を植えるといわれています。
大きな桐の木に育っています。家族の気持がこもっているのでしょうね。