最終刊号となった『花saku』3月号、ご覧いただけましたでしょうか。
人気連載「信州 里山の花暦」も12回目。大和さんらしさ満載のすてきな作品で最終回となりました。
猩々袴(しょうじょうばかま)、東一華(あずまいちげ)、福寿草、ムスカリ、紫花葉、雪柳、春蘭の葉
器:土ふぐい
これらの作品を撮影してくださったのは、地元 諏訪のカメラマン柳澤克吉さん。
誌面の印刷だけでは伝わらない表情、今回はアップでもご覧ください。みずみずしい野花の生命力が、春を告げてくれているようです。
最後に、大和さんから、読者の皆さまへと、雛飾りの一枚とメッセージをいただきましたので、最後にご紹介させていただきます。
「信州の野の花々で、皆さまに安らぎを感じていただけていたらうれしく思います。一年間の短い期間でしたが、楽しく花と向き合うことができました。心より、感謝です。またいつか、どこかで。」
左上 / 古市の縮緬のおひな様:下平 美智子 作
右上 / 白磁の小壺に鹿児島紅梅
下 / 銅器の花入れに鹿児島紅梅 と椿、 一刀彫りの高砂爺婆
一年間、本当にありがとうございました。
大和さんのお花の魅力にとりつかれた方は、諏訪神社下社そばの苔泉亭さんへお蕎麦を召し上がりにお出かけください。
古民家に溶け込むように生けれられた季節の花を、じっくりと眺められますよ。