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花sakuブログ

カビは身体に悪いです(>_<)
2020年04月25日


こんにちは。

saku 編集部の大下直子です。
コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
岡江久美子さんがお亡くなりになったというニュースで
かなり悲しくなっているところです。とても素敵な方でした。

着物もすごくきれいに着こなしていらっしゃいましたよね。
お世話になっている、
私も大好きな紫藤尚世先生の「SHITO HISAYO」ブランドの着物、
すごく似合っていました。

その着物で徹子の部屋にご出演なさっていた姿も凜として輝いていました。
キラキラと輝いて、明るいオーラの方でした。
心からご冥福をお祈りいたします。

さて、なんとか気を取り直して……、
実は私、5月には楽しみにしていることがいくつかあったんです。

皆さんもそうだと思いますが、歌舞伎と、歌舞伎以外の観劇、
それにコンサートが2つ。
それと、太鼓のワークショップ……全部中止(延期)になりました。

本当に、見事にお家ライフになってしまったので、
徒歩5分の実家へ行きボウボウになった小さな庭の草でもむしろうかと考えていますが、
近頃、部屋の中で出来る楽しみを見つけている人が多いですね。

編集部は取材やロケができなくて少々困窮しています。
バックナンバーのご注文も可能ですので、ぜひ、私たちに力を! 
皆さまからのご注文が私たちの励みです。宜しくお願いいたします(笑)

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この機会に断捨離を始めたお友達がいます。私も仕事が一段落したら……と思ったら、
粗大ゴミの回収や廃品回収がコロナウイルス問題で止まってしまっていて、
捨てると決めたものが山積みになってしまったんだとか。
なんともうまくかみ合いません。

さて、先日も、着物に風を通しましょうなんていうお話しを書きましたが、
帯を出して、もしかび臭い気がしたら、帯芯がかびているかもしれませんので、
風を通してもかび臭さがとれないときは帯芯の交換時期かもしれません。
私は仕事柄、悉皆やさんに何回か帯を解いて帯芯を見たことがありますが、
そのおぞましさたるや○≧◆▽※〜◎^§▼□★(←言葉にならないと言っている)でした。

200425_erisinnnokabi.JPG

帯芯が汗や湿気を吸って、汗や皮脂を栄養にカビを育てているうちに……
つまり、大切な表地にカビが出ないうちに帯芯の交換をお勧めします。
チェックの仕方は簡単。解かなきゃ帯芯は見えませんので「におい」です。

そこでふと思ったのですが、
コロナウィルスに感染すると味覚や嗅覚に以上が出る方がいるのだとか。
すると、たんすを開けて大切な帯をチェックすることで、
大切な帯もヒドイ状態になる前にチェックできる上に感染チェックもできるという……だめかな(^_^;


着物のチェックもこの際一緒に! 
お出掛けしないのですから時間はたっぷりあります。
私はもう、何年も着用していない着物を引っ張り出したら、
衿の折り目がすっかり変色していて気絶しそうになりました。
そこで、ベンジンなどを取り出していろいろやってみた結果、状況が悪化(゚◇゚)


あとから悉皆にだしても結局どうすることもできず、
結果的に、衿を解いてひっくり返して付け替えるという大事に(´・ω・`)

衿が皮脂やファンデーションで変色していませんか?
帰宅後にたんすにしまうときにはなんでもなくても、
ずっとしまっておいた着物はかまってあげないとたんすの中でいじけて変色したり、
ヨゴレを大きく育てたりしてしまいます。

着るのが一番。でも着ることができなくてもかまってあげてください(笑)
そして、たんすの前でコーディネートをあれこれ考えるのも楽しいかもしれません。
布に触れているとストレス解消にもなります。ぜひ、おうちで「きものかまってかまって作戦」を!


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