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花sakuブログ

夏のシマシマ図鑑 和の生活マガジン花saku『7月号』すっきりしゃっきりときどきはんなり
2018年06月20日

和の生活マガジン花saku『7月号』
夏のシマシマ図鑑 

すっきりしゃっきりときどきはんなり

6月20日(水)本日無事発行です。
2018年7月号 夏のシマシマ図鑑 扉

 

「うだつの上がらないコトで〜」と言えば、まぁ、甲斐性がないとか、あんまり裕福じゃないとか? そんなことを示すわけですが、もともとは、防火用につけられた卯建とか梲というのがあって、裕福になるとどんどん豪華なのを屋根に上げるもんだから、逆説的に言われるようになった言葉なのだとか?

それはそれとして、その梲の街並みが保存されているステキなところ。
徳島県美馬市の「うだつの町並み」が今回の特集のロケ地です。

 

 

ロケの間も、観光ガイドさんに連れられた団体客や個人客が行き来するステキなところでした。江戸時代の「うだつ」も残っていて、重要伝統的建造物群保存地域に指定されています。きっと江戸時代、この町はとても裕福な人が多かったのでしょうね。

ロケは昼間に行ったのですが、夜もあんどん風の温かみのある該当が幻想的で、これまたステキな風景になるそうです。ぜひ、この夏訪れてみてはいかがでしょうか?

藍の故郷でもあり、着物ファンとしては、一度は訪ねたい「徳島」です。

ここの道の駅の名前は「藍らんどうだつ『藍蔵』」という名和えでした。かつての船着き場を抜けると、そこがうだつの街並みのど真ん中というわけです。


そして、日本全国染織探訪では、読者モデルの皆さまと共に「長尾織布」さんを訪ねましたよ。のこぎり屋根の工場は、明治30年創業。ちょうど、大島紬が地機から高機へと変わり、大量生産に入った頃ですね。

長尾織布

阿波しじらの独特なシボ。シボというにはあまりにもしっかりくっきりの凸凹は、小千谷縮などとはちょっと違っていて、経糸の張力差を利用して生まれる独特の物。阿波安宅村の海部ハナさんが取り込み忘れた洗濯物が縮んだことかにヒントを得て、研究に研究を重ねて生まれた物だとか。

阿波しじらなんせこの涼しげな手触り、肌触りは、温暖化が進む日本にあって、なんだかイヤされる〜〜〜! 涼しい綿の布! カモン! ですね。もしかすると大ブームになるかもしれません。徳島だけに藍のものが多かったのですが、今はとても明るくてポップな色もたくさんあります。

そして、特集では、そんな阿波しじらはもちろんのこと、全国各地の縞を徹底的にご紹介。縞好きにはたまらない特集になりました。なんか縞って涼しげですよね〜〜〜♪

詳細は、7月号をぜひお手にとってジックリとご覧下さいませ〜〜〜


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