4月25日(水)一日限りですが、
午後1時〜 午後5時半〜 の2回講演です。
あらすじ
おまつは公家奉公もつとめ、芸ごとすべてに優れた女性、男であればどれほどの名優になれたかと、義父の三代目岩井半四郎も、夫瀬川菊次郎の兄の初代瀬川菊之丞も大いに感心していた。
そのおまつが夫・菊次郎に死なれてわずか一年で四代目市川團十郎に再嫁したのは、菊之丞の養子で襲名したばかりの二代目菊之丞(おまつにとっては義理の甥)のためだった。義父に亡きあとの親代わりだった叔父にもしなれ孤立した菊之丞のため、團十郎に後ろ盾になって貰いたかったのである。
こうしておまつは成田屋(團十郎家)に入った。それほどまでに甥の芸才に慎んで献身したおまつに、菊之丞は義理ある叔母として以上の思慕を抱くようになっていた!
歌舞伎屈指の名舞踊「娘道成寺」を
モチーフに描く芸道にからんだ愛の物語を、
新作ひとり芝居として二宮さよ子さんが演じるそうです。
特技の書で、今回も題字はご自身でお書きになられたそうで、
当日は劇場にこの題字も展示されるそうです。
物語も舞台も、團十郎家や歌舞伎役者のお話ですから
歌舞伎ファンにも見どころたっぷりになりそうですね。