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花sakuブログ

和の生活マガジン花saku3月号は島原へ
2018年02月09日

 2018å¹´4月号表紙

花粉症なので、春は若干憂鬱なのですが、昨年から「免疫療法」というのを始めました。35年かかるそうでその前に死んじゃったらシャレにならないんで、余命がたっぷりあるうちに受けないと損なのですが、あるのかな? たっぷり……最近とても眠くて疲れやすくて……なんだかそのへん微妙……(笑)


さて、この治療は、毎日毎日少しずつアレルギーを改善していくというもの。忘れずに行うのが容易ではないのですが、なんとかリズムを作って継続することができています。が、さすがに1年目の春は効果は低くて、まだまだ花粉症の症状が出るようで、ここは我慢のしどころというとこです。

 

花粉症は、意外とバカにできません。風邪ととても良く似た症状ですので集中力を維持するのがとても大変。そして鼻の下の皮膚は薄く薄くなって痛い痛い! 目も痒い(風邪よりつらいじゃないかっ!)。ということで、花粉症の薬を飲みます。嵐の大野君が勧めてくれているの紫色のを飲みます。薬はなるべく飲みたくない! しかし飲まないと仕事にならない! そして、飲むと眠くなる。飲まなくてもたいてい眠いのに、飲んだらもう(@@;) お願いっ……落ちてこないで、瞼ちゃんっ!

 

嵐の大野君は紫色になりながら「眠くなりにくい」と言って励ましてくれていますが、「眠くならない」わけではなく、何も飲まなくてもただでさえ、だいたい起きているときは眠たいのですから、眠くなりにくいのを飲んでも眠いのです。

まぁ、花粉症の悲しさをいつまで書いていても仕方がないので、3月号のご紹介をしましょう。島原&雲仙の満開の桜の下で着物です。

昨年の4月号の「姫路城」に比べると若干コンパクトですが、やっぱり白い壁で美しいフォルムは四季折々の風景にとてもよく合う美しいお城です。大河ドラマでは「西郷どん」が始まり、今年は維新ブームですが、この島原城は明治維新で一度解体されてしまったそうです。石垣とお堀だけが残る島原城跡を眺めながら地元の人たちは地味にコツコツと再建の運動を重ねてこられたのだとか。

 

念願叶って、1960(昭和35)年に西の櫓が、1964(昭和39)年にはついにt円主格の再建が叶ったそうで、以来市民の心のよりどころになっているそうです。大手門跡からの島原城の眺めがすばらしいということで、行って参りました。お堀沿いのソメイヨシノが満開で私たちを迎えてくれました。

 

この日のドレスコードは「一番好きなきもの」というテーマでした。振袖2名を筆頭に個性的な装いに身を包んだきもの美人たちが大集合。大島紬が一番多かったのは、九州というお土地柄もあるでしょうけれど、私も春は大島紬を愛用するのでなんとなく共感しました。

 

実は、若い頃は大島紬はそんなに好みではなかったのですが、花粉が飛んで花冷えの春には大島紬がちょうど良いと気づいたのが10年くらい前でしょうか? ツルツルしているので、真綿のモノなどに比べると、花粉が付きにくいと思います。

以来、春はもっぱら大島紬を愛用しています。読者モデルの皆さまの中にも大島紬ファンが多かったようで、大島紬は大河ドラマの「西郷どん」のご当地でもありますのでなるほど! と思うことしきり。

 

でも、今回の読者モデルの皆さまの大島紬は、縞あり、後染めあり、中には伊勢型小紋あり……と、もちろんいかにも大島紬らしい絣もありましたが、大島紬大博覧会のように様々な大島紬があって、楽しかったです。

大島紬以外にも、御召や銘仙、訪問着や小紋と、皆さまの「一番好きなきもの」がとっても楽しい特集になりました。桜の便りが届き始めると、春のおでかけの計画を立てるのも楽しくなりますね。今年はどこへお花見に行くかもうお決めになりましたでしょうか? 今年は特にすごい寒波が押し寄せ、大雪が続いて被害も出ています。

 

雪国の方々には心からお見舞いを申し上げます。もうすぐ春がやってきます。もう一息、もう少しの辛抱です。河津桜が咲いて枝から枝、花から花へとメジロが飛ぶ姿が見かけられるようになりました。各地の桜の便りも届き始めます。ご当地が満開の桜でいっぱいになるまで、『花saku』の特集で桜と着物をお楽しみいただければ幸いです。

 

 

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タグ:和の生活マガジン花saku3月号島原城西郷どん大河ドラマ大島紬