帯や小物のコーディネートと着付けの仕方で、同じきものをフォーマルに着たり、カジュアルに着たり。 一枚のきものが見せる千変万化の表情を楽しむのが、きものの曜翻味でもあります。今号はシチュエーション別にポイントを押さえてみました。
娘の大学入学祝いの会食に出席。
大柄の染のきものに、細かい柄の袋帯を合わせました。写真では見えにくいのですが、 伊達衿を入れてあります。春なので帯締、帯揚も明るい色にしてまとめました。入学式に列席の場合は、紋付の色無地が理想です。
同じきもので仲の良いきもの仲間とお花見に。
きものの柄から一色を取った帯を合わせ、やわらかな印象にまとめました。八掛ともに同系色で溶け込んでいます。帯をきものの色と反対色にするとモダンな印象になります。帯が無地なので帯締は柄ものに。帯揚の黄色が春の明るさをかもし出します。
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