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二十四節気と季節の着物合わせ

[ 2022年08月23日 00時00分 ]

処暑のころの着物合わせ


処暑(しょしょ)とは。

日中は暑くても朝晩は涼しく、
少しずつ秋の訪れを感じる時季です。


8月の末から9月初旬、
日中の暑さはまだまだ和らぎませんが
きものは秋を感じさせるコーディネートへと
少しずつシフトしていきます。


夏から秋へのシフトチェンジは、まず色から始めましょう。


自然の色を参考にして、装いに秋色を加えていきます。
秋は実りの季節。
紅葉の朱やオレンジ、落ち葉の茶色・ベージュ・モスグリーン……。
秋の花、葉の色、山の色との色合わせ。
自然ときものとの調和を楽しみながら、
オリジナルのコーディネートで初秋のきもの散歩へ。


秋の色はきもの、帯、帯締、帯揚など、
いろいろなアイテムに、もともと入っているものが多いので、
初心者の方でもコーディネートが作りやすいのがいいですね。

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処暑のころのきもの合わせ


きもの/絽、紗、紗紬、縮、上布などの薄物
帯/絽、紗、麻、羅、紗献上、絽綴、絽塩瀬などの夏帯
長襦袢/絽、麻、レースなど
半衿/絽、麻 帯揚/絽 帯締/夏用

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長月のおしゃれな文様


秋の七草、月、栗、萩(はぎ)、菊、鈴虫、松虫、
彼岸花、紅葉、葡萄(ぶどう)、すすき、稲穂、秋祭
金木犀(きんもくせい)、瓢箪(ひょうたん)、鴈(がん)、きのこ

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