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プロに学ぶ本格和食料理

7月 鯵のさんが焼き
2016年06月20日

香ばしいみその香りが食欲をそそる 栄養万点な郷土料理 

青魚を使った千葉県の郷土料理。今回使用したアジは、たんぱく質と脂肪がバランス良く含まれている食材です。お酒の肴にもぴったりの一品です。

【材料(2人分)】
アジ―2匹、大葉—8枚、ショウガ―20g、ミョウガ―1個、大根おろし―適量
●調味料 赤みそ―10g、酒―小さじ1、砂糖―ひとつまみ

1.アジは三枚におろして皮をはぎ、包丁でたたいて細かくします。頭と骨の部分は後で使うのでとっておきます。
 
2.ショウガは細かくみじん切りしてアジに混ぜ合わせます。
 
3.ボウルに調味料をすべて入れ、2を加えて混ぜます。
 
4.大葉に3をのせます。
 
5.フライパンで大葉ではないほうからしっかりと焼き、焼き目がついたらひっくり返して両面を焼きます。
 
6.とっておいたアジの骨は、串を刺して曲げ、頭と一緒に素揚げします。揚がったら塩を振り、串をとります。
 
7.器に頭と骨、さんが焼きをのせ、酢漬けしたミョウガと大根おろしを添えます。

〈ポイント〉アジは細かくたたいたほうが、焼くときに崩れにくく、きれいに仕上がります。みそは焦げやすいので注意しましょう。

♦今月の料理担当
辻 翔太さん

料理 日本料理「ほうおう」
写真 内田祐介