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花sakuブログ

行ってきました! 特別展「KIMONO」@トーハク
2020年07月02日

 

 

こんにちは。

毎日空模様が気になる日々、紫陽花の彩りに癒されています。

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もともと「紫陽花」は

青い小花が集まって咲いている

という意味だそうです。

あづ(あぢ)=集まる + さい=真藍

そのままの形容が、素敵なネーミングになっていったのですね。

と、それはさておき・・・。

 

一足お先に行ってまいりました!

きものファン待望の特別展「きもの KIMONO」@ 東京国立博物館 平成館

 

いく度かSNSでもご紹介していましたが、本来は4月からの開催予定だった展示。どこもここも休館となってしまい、このまま中止となってしまうのではないかとヤキモキしていましたが、いよいよ6月30日から開催!とご連絡をいただき、内覧会にお邪魔してまいりました。

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こんなに人気のないトーハク見たことなかった!!

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時間制限付き、万全の対応で迎えてくださいましたトーハクのスタッフさんたちに感謝!

あれもこれも、観たい~とはやる心でまわりましたが、どうにも素敵すぎて、次々進めない!!!今回特に気になったのは、「友禅」技法のあれこれ。

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こんなに鮮やかに色が残っているものかと、毎回驚かされますが、軽いショックを受けたほど。ホントーーーーーーーっに美しかったです。

 

実は、気がついたら時間内に全部ちゃんとは観きれない!?という痛恨のミスをいたしましたが、(先のblogで皆様に計画練っていくのをお勧めしていたクセに!)、それでも、側でじっくり堪能できたので大満足!!と納得。(もちろん、改めてまた行きます!!!)

 

まだ小袖と呼ばれた時代の逸品から、時代劇の主役級の歴史上の人物が手を通したリアルなきもの、現代作品に至るまでの名品を一堂にながめることで見えてくる、きものの面白さ。

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何より感じたのは、日本人のファッション熱! 

人が着るものに、コレデモカ!と、あらゆる技法で美を生み出す。職人魂の息づく国 日本、おそるべしです。

 

全日予約制で、時間制限(1時間半目安)もあります。

一部、作品が入れ替えにもなりますので、じっくりたっぷり観たい!という方は、前期後期(728日から後期開始)

2回いくつもりで!下記を参考に~

 

作品リスト(会場で配布も有り)

・展示構成

(一部、新型コロナの影響で、海外からの出品が叶わなかった作品もあり、パネルが展示されているところもありました。泣)

  

展示会場のロビーでは、たくさんのKIMONO展コラボグッズも目白押し!
今回は、図録だけをゲットで帰ってまいりました。
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とても凝ったつくりで、解説もたっぷり。かなり楽しめます。 

 

空いている時間をみつけて、ぜひ出かけてみてください。上野駅の混雑が気になる方は、鶯谷駅からぶらり、寛永寺そばを抜けて歩くのもいいですよ〜。

 

こちらから、チケット購入&時間予約できますので、体調万全で、マスクをしてお出かけください。

後半のほうが混むことが予想されているそうですので、お早めのお出かけを、お薦めいたします。

 予約受付

 

最後に・・・ 

現代の着物で紹介されていた作品の中には、ミュージシャン「X JAPAN」のYOSHIKIさんが手がける「ヨシキモノ」が7点。

 

YOSHIKIさんは、ご実家が千葉の呉服屋。長男ですが跡を継がずに音楽の道へ。それでも、抱えていたきものへの熱い思いでブランドを立ち上げ、世界中から注目を浴びています。

実際のきもの制作にあたってコラボされたブランドが京都のSCOPE COCO(スコープ・ココ)さん。以前、『花saku』でも取材をさせていただいていますので、ご興味ある方は、こちらもどうぞ。

 →  『花saku201812月号 

 → 『花saku』日本全国染織探訪 

 

タグ: kimono  きもの    国立博物館  トーハク  ヨシキモノ  スコープ・ココ  小袖  IKKO  小袖